突然ですが、カウニス、独白します。
一学期(9月〜12月)
私がこちら、イギリスのサウスヨークシャ州、シェフィールドに移ったのは2015年の9月16日でした。
イギリスの大学は3学期制になっており、9月始まりが主流となっています。
イギリス、およびEU圏外の学生は大学進学する場合、英語力と専攻科目の基礎を学ぶため基礎コース(International Foundation Year)で一年間もしくは半年、学ぶ事が義務付けられています。
他にも大学院向けのコースも準備されています。
私はシェフィールド大学インターナショナルカレッジ(ビジネス・法・社会科学)の法専攻コースで学んでいました。
一学期では社会学、英語、クリティカルリーディング、自己能力開発の授業がありました。
社会学では、基礎知識から現代の現象までを一通り学び、グループに分かれ男女平等などといったテーマに沿った研究をして発表をし、英語科では大学の授業に向けて、4技能(聞く、話す、読む、書く)をよりアカデミックに仕上げていきます。
クリティカルリーディングでは、論文をただ理解するだけでなく、批判的な観点をもちみずから問題を提示し論理的に読み解いていく力をつけ、自己能力開発では他教科、生活面を含めた自己向上を目指し目標の確率、そして自己管理を長期にわたり行います。
このうち英語と自己能力開発は一年を通して積み上げていきます。
一学期の授業を通しての自己評価は良くないです。もはや最悪につきる。
理由として、英語力の低さや学習時間の短さが目立ちます。英語力は何より大事です。
大事なことだからね、英語力は何より大事です。
渡英するまでは心のどこかで大学に受かるため、渡英するための技能として無意識に求めていた事にこちらに来てやっと気付きました。
考えてみれば簡単で、イギリスのカレッジ、周りには第二母国語同然で英語を駆使してくるクラスメイト達、そして空の器のような自分の英語。
早速授業の理解度、意思伝達に支障が出ました。
慣れないアクセントの英語(カレッジのチューターさんは国際豊か)、話を理解する前に飛んでくる質問、大量の課題読書。(universityの方々に比べると少量ですが私にはきつかった...ぐぅ。)
このころの勉強はほどんどが単語の意味を調べてたことが一番だったと思います。
そして1日の学習時間も短かったので全て片付けられないまま段々とタスクを増やしてしまっていました。
また一人で解決しようというのが浅はかだったとも考えられます。
使い慣れない単語で読書が進まず、理解ができないところが多々あっても、どうしてもセミナーで質問できずに自宅にそのまま持ち帰る、こんな悪循環が一学期にはありました。
自分でもどう表現すればいいのかわからず試験やプレゼンテーションはとても難儀なものでした。
生活面も最初に知り合った知人達と共に過ごす事が少なからずありました。
夕食も私が全員分作っていました。今思うと大家族の母並みに作ってた。
それはそれで楽しかったし、自炊の腕はかなり上がりましたが、勉強への時間が割けなかったことは事実です。
結果として一学期かあまりいい生徒として過ごす事は達成できませんでした。
気力があればつづくかも...